新潟県立万代島美術館にて~5/9まで開催中。
ニューヨークの自宅周辺の日常を主なフィールドとして撮り続けたソール・ライター。
「写真を見る人への写真家からの贈り物は、日常で見逃されている美を時々提示することだ」という本人が残した言葉の通り、写真はどれも美しく繊細で、写真家の美学が哲学となって伝わってくるような作品の連続でした。
どうしてもまた見たくて2回ほど足を運びました。
ロビーに展示されていたのはソール・ライターが2013年に亡くなるまで半世紀以上住み続けたニューヨーク イーストヴィレッジにあるアパートの一室。
映画『写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと』
http://saulleiter-movie.com/
で見た生前の部屋は実はもっと散らかっていて、ご本人同様とてもチャーミングでインテリジェンスにあふれてました。
少し内側に傾斜したガラス窓は、北側に面していて中庭に向かっているそうです。